エイビッツにおける検索エンジン対策(SEO)の考え方
2012/05/19
「SEO対策致します。」と業務内容に掲げているWEB制作会社があります。ほとんどの制作会社様が業務内容に入れていると言っても過言ではないくらい、SOHO事業者に至っても声高らかに「弊社では〇〇〇にて1位を獲得しました!」とか、凄い謳い文句をでかでかと掲載している所も良く目にしますね。
素晴らしい!自信があるんでしょうね・・・。
かく言う「エイビッツ」も、つい最近まで名刺の裏に小さく入れておりました。外そうか残そうか迷いつつ、そのままにしておりました。
SEOの事を一番よく知っているのはGoogle様です。当たり前です!
これも何度か耳にしたこと、「Googleに務めている友達がいるんだぜ!」
あっ、そうなんですか。凄いですね。。。と凄くもないのに凄いと言うと喜ぶ・・・気持ちはわかりますよ!
でもね、物凄い厳しい会社でね、社外秘を漏らしたものなら即刻首と言う話も聞いたような!?
そして、核心部分を知っていたとしても教えません。よくSEOに関するセミナーとかありますが、高いお金払ってね・・・核心部分は教えませんよ!そして、番付アルゴリズムはしょっちゅう変更される。
一番SEO対策を研究し知り尽くしているのは、Google以外にはある業種の方達です。
今となってはグレーゾーンどころか、即刻ブラックリストに入る手法ももとはと言えばその方達の考え出した手法。面白いほどにいろんな手法があります。今となっては使えないですが、その研究熱心さには脱帽です。その業種の方。
またSEO対策を謳い文句にSEO専門の会社も存在します。研究に研究を重ねている優良な会社様ももちろんおります。その反対に月額費用を払わなくなった途端に順位が下がるケース、手法もあります。
成果報酬型の会社さんに多いのかな?あまり変なこと言うとバッシングを受けかねないのでこの辺にしておきますが。
何度か受けた相談で「以前SEO会社さんと契約していた頃は上位ランクだったんですが、契約を打ち切ってから下がっちゃって、また上げられませんか?」と言うもの。
グレーですね。。。理由は一つですけれども。
また、一つのキーワードでどうしても1位を取りたいがために、ユーザビリティーを無視してまでキーワードを埋め込もうとする業者さんもまれにあるようです。
WEBサイト・ホームページは何のために、誰の為にあるのかを少し考えるとわかります。
検索で1番目に表示されるのは気持ちが良いです。私もそう思いますし、制作する立場でもそうです。
ですが、1位を取る為にユーザビリティーを犠牲にしてまで施策するか?それとも、見に来てくれたお客様を大切にするか?
たとえば、ひと月にユニークユーザー1000のサイトでも離脱率が高く、成果が50よりも、ユニークユーザーが半分の500で50売れた方が、売れた数は同じでもサイト・ホームページとしては購買率が高く、おそらくリピーターも付きやすいサイトであり、優良のお店と認識されれば口コミで広がる可能性も秘めている。
SEO対策はオリンピックではありません。
1位を取ることに執着しないことが、もしかしたらSEO対策の第一歩かもしれません。
続きは続編にて。
ちなみに、上記は私の微々たる経験と微々たる実験と独断の考えであって、正解かどうかはわかりませんのでご了承ください。ご判断は自己責任の上でお願いします。
最後に付け加えておきますが、エイビッツではSEO対策をしないのかと言うと、そうではありません。
コーディングの際には検索エンジンにやさしい構築法を最大限に行います。将来に渡ってもグレーゾーンを超えないであろう基本ラインに沿って構築します。
それは制作する側にとってとても当たり前の事なのです。
ですので、エイビッツではSEO対策と言う言い回しを辞め、SEO設定としています。
エイビッツでは無理なSEO対策をするよりもSMO対策をお薦めしております。
こちらもぜひご覧ください。
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SEO対策における従来の静的集客から、SMO対策等の動的集客へ